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腸閉塞の原因には異物(線状異物とそれ以外の線状でない異物)・腸重積・腫瘍・膿瘍・肉芽腫・腸壁外の原因(癒着・絞扼・狭窄)と多々ありますが、一般的に若い犬や猫にみられ早期診断・手術が必要な線状異物について説明します。
臨床症状:持続的嘔吐・食欲不振・元気消失・中等度の腹痛
診断:レントゲン検査で束になったヒダ状の小腸。腸管内に特徴的な先細になった腸管気泡。
消化管造影レントゲン検査(ガストログラフィン)で上記所見がより明 確になり確定診断が可能。
腹部エコー検査
治療:外科的治療(手術)
予後:手術前に小腸に穿孔があった場合の生存率=50%
〃 がなかった場合の生存率=85%
線状異物の原因には、ひも・フラスチック袋・テープレコーダーのテープ・縫い糸などがありますが、私の病院で最も多いものは編み糸です。特に編み物の趣味のある家庭では十分注意してあげてください。つい最近の症例では小腸と胃を数箇所切開し取り出しましたが、穿孔が数箇所ある場合には小腸の70%くらい切除する場合も多くあります。予後から早期診断・手術が必要な病気の一つであることがわかります。
臨床症状:持続的嘔吐・食欲不振・元気消失・中等度の腹痛
診断:レントゲン検査で束になったヒダ状の小腸。腸管内に特徴的な先細になった腸管気泡。
消化管造影レントゲン検査(ガストログラフィン)で上記所見がより明 確になり確定診断が可能。
腹部エコー検査
治療:外科的治療(手術)
予後:手術前に小腸に穿孔があった場合の生存率=50%
〃 がなかった場合の生存率=85%
線状異物の原因には、ひも・フラスチック袋・テープレコーダーのテープ・縫い糸などがありますが、私の病院で最も多いものは編み糸です。特に編み物の趣味のある家庭では十分注意してあげてください。つい最近の症例では小腸と胃を数箇所切開し取り出しましたが、穿孔が数箇所ある場合には小腸の70%くらい切除する場合も多くあります。予後から早期診断・手術が必要な病気の一つであることがわかります。
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